参議院議員選挙の期日前投票に行ってきた。
僕の意見を結論だけ言うと、選挙権持っている方はぜひ投票に行ってくださいね。
どこに(誰に)入れたらいいかわからない、という方には、俳優の相島一之さんがツイートしていることが、僕の言いたいことを過不足なくおっしゃっているので、それを引用します。
誰に投票していいかわからないという質問にお答えしますね。あなたが今何も問題を感じていない、困っていたり腹がたったりひどいなぁと思うことがなければ政権党に1票を。そうでなければ野党に。それが基本です。それで十分です。政治は変わります。
— 相島一之 (@aijima_kazuyuki) July 11, 2019
やっぱり投票率なんですよ。
投票率が高くて自分の望む結果でなかったとしても、それはそれで受け入れられるんだけど(受け入れて、次どうするかはまた考えるんだけど)、低くて自分と正反対の意見が通ってしまったら、それはとてもショックなわけだ。ガッカリもする。
一応、僕は法学部で「政治思想史」なんていう、“実学”というよりは“学問としての学問”を学んでいたのだけれど(いや、かじっただけの人間の意見です。本当に必要な学問だと思います)、当時、友人には「投票率が低いのは先進国の証だから、選挙なんていかなくてもいい」と言う人もいた(実際はそんなことなくて、だいたい60%以上の投票率がある)。
僕の母校は、まったくもって名門大学なわけではないが、学問として法律や政治を学ぶ法学部ですら、そんなニヒリストが結構いたのだから、世間一般の選挙に対する「冷めた反応」は、まあわからないではない。
でも、投票に行こうか迷っている人は、ぜひ行ってほしい。
「もしよくわからずに投票してしまって、世の中が悪くなったら責任感じる」という人がいたら、その失敗(かどうかは本当はわからないけれど)を次の投票の時に活かせる、と考えてほしい。
右でも左でもノンポリでも、いやがおうにも、政治は自分の生活に関わってしまう。だから、今の自分がこう思う、ということをちゃんと主張すること、つまりそのための投票は無駄にしてはいけない。
色んな意見がある中で、今の国民がどう考えているのか。
投票率が高ければ、その結果はある程度信頼たるものになってくるはずだ。
正直、今回の参議院選挙の結果がどうあれ、日本がガラッと変わることはないと思います。
でも、少しずつ良い社会にしていくためには、今の自分で出した「良くなるにはどこに投票したらいいか」という考えでいいから、投票に行って欲しいなー。
と、ちょこっと政治学をかじった者として思っている。