肩書き言ったもん勝ち

今朝、ワイドショー的なテレビ番組を観ていたら、「イケメン評論家」なる肩書きの女性がでていた。

「イケメン評論家」って。

それも、WBCのイケメンを紹介する、という、なんていうか、(ああ中継するから、見てくれる層を増やしたいのね)な企画で出てきて、どんな“評論”するのかと思ったら、単純に「この選手がイケメン(顔がいい)」ということだけ言ってた。横顔が可愛いとか、誰々に似てるとか言ってたけど、それを評論と言うのだろうか。

まあ、テレビを観て、その内容を書いただけの記事がYahooニュースに載っている時代だから、どういう肩書きを名乗ろうが、ユルい評論しようが、ニーズがあるならそれでいいとは思うが、ただ単にWBCのイケメン紹介するなら、この人いらなかったはずなので、「誰のお気に入りだよ」というテレビ業界人の黒い部分が感じられて、朝からモヤっとした気分になってしまった(いや、この人、他ではちゃんと評論してるのかもしれないけど。その必要性がないコーナーだったのだ)。

個人的に言えば、もともと「イケメン」って「イケ面」じゃなくて「イケてるメンズ」という意味だったはずだから、昨日の時点で真のイケメンは中田翔のはずなんですがね。

でも、もう肩書きは名乗ったもん勝ちだな、としみじみ思った。
とはいえ、名乗る肩書き見つからないけど。