Kunito Int’l String School サマーワークショップ

ヴァイオリニスト 西谷国登さんが主催するKunito International String Schoolの夏のワークショップが池袋コミュニティ・カレッジで行われました。午前中は台湾からのゲスト H.ユーチャ先生の公開レッスンだったのですが、私は残念ながら予定が合わず、午後からレッスンにお邪魔しました。

午後は、国登先生の教え子の子どもたちが、自分たちで企画し、運営を行うという「コンサートマネジメント」講座からスタート。

10人の生徒さんが5人ずつ二組にわかれてコンサートをつくります。曲目や出演者を決め、チラシのデザインなどを行い、リハーサル、受付なども手作りするなど、本物のコンサート作りの過程を経て、いよいよ本番。2つのコンサートが始まりました。

最初の組のコンサートは、出演者に演奏時間を伝えてなかったせいか、演奏が長くなって巻きを入れるシーンも。それでも、ピアニストに終了の合図を送って、なんとか無事、コンサートを終えました。

二組目は、1組目のコンサートを見れるというアドバンテージもあってか、ソツのない進行でコンサート催行。ビデオ撮影係まで用意する徹底ぶりでした。

どちらも関わったこどもの個性がでて楽しい内容でしたが、「擬似コンサート」でありながら、演奏者の顔がみなさん真剣なのがとても印象に残りました。普段、イベントづくりの仕事をしている自分も、子どもたちがひとつずつプロセスを経ながら、ひとつのコンサートを作り上げていく姿を見て、初心を思い出させられたような気がします。

その後は有志による試演会が行われ、国登先生から一人一人にアドバイスがあり、ワークショップは終了。参加した子どもたちがみんな充実した顔をしていました。

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子どもたちの楽しみながらコンサートを考える姿や、堂々とした演奏を拝見し、音楽に関わる(演奏する)ということは楽しいことなんだなーと改めて感じた1日でした。参加された皆様、お疲れさまでした!

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