のんのん

休み。

3日間労働の後だけど、幸いにも体調はそれなり。すこぶる良いとは言わないが、中の上というところ。だから、平均的には「良」に入る。それだけでも気分的は嬉しい。

今月2冊目の読了。東京ダイナマイトのハチミツ二郎自伝『マイ・ウェイ』。
東京ダイナマイトはネットで「肉まん」のコントを観て以来大好きな芸人で、DVDをレンタルしたり、買ったり、今年の20周年記念公演は配信で観た(僕がたまに「旋律みたいなのが走ってる」と言うのはハチミツ二郎のネタです)。
ネタの中に狂気を感じるものがあるのだが、その理由の一つとしてのハチミツ二郎の生き方、生き様みたいなものを、本人の語り口で読めたのはとても面白かった。「笑えた」という意味でも、「凄まじいな」と思ったという意味でも。中にでてくる立川談志やビートたけしの言葉もすごい。本物はやっぱり違うのだ。

比べると、自分はのんのんとして生きてきたなーと。いや、のんのんと生きてきたことに後悔はないし、のんのんと生きてこられたことには感謝しているし、ハチミツ二郎さんのような(急に敬称)人生を歩みたいとも思わないのだけれど、人の生き方や人生に触れて思うことはたくさんある。
その「思うこと」から、自分がどう生きたいか、ということにちゃんとつなげたいなと思ったりもする(思ってばかりだな)。
そして、東京ダイナマイトの漫才、ちゃんとライブで観に行こう。

で、今日はこれからちょっとお出かけ。
それについてはまた明日。

15分の1

昨夜ノンアルコールだったけれど、起きるのは辛かった。

でも、そこからはけっこう頑張れたような気がする。なので今日もノンアル。
明日は飲みたいなーとも思うがビール1本程度にしておこう。

今月は本をいつも以上に読もうと思っている。
目標は15冊(2日に1冊)と、読書家の人からしたら超低空な数かもしれないが、自分にとっては結構な量だ。そしてこれだけ読むには必然的にネットを見る時間を減らさないといけない(どんだけネット依存なんだよ)。どちらかというとネット離れをするのは目的で、そのために何するか?読書じゃない?という感覚なのだ。

計算上、すでに2冊を読み終えていなければいけないのだが、読了したのは1冊だけ。それも『速読思考』という速読の本。
先に速読術を身に着ければ、本を読むスピードがあがって、月に15冊読んでもネット見る時間取れる、これで勝つる!(目的見失ってるパターン)と思ったのだが、1冊読むだけでは効果はないようだ。
この著者である角田和将さんの本、まとめて買って、先月末に『速読の教科書』、『すごい読書術』と他2冊も読了していて、「速読」についてのイメージというか、やり方とか理屈はなんとなくわかった気がする(3冊読んで「なんとなく」の読解力)。
トレーニングをガッツリやるのではなく、そのエッセンスを取り入れて、今月まずは15冊を読み切りたい。

そんなことしてたら、もう23時。
明日も労働だから寝る。体調、少し良くなっていますように。

月末すべりこみキャス

なんとか8月も読書感想ツイキャスできました。

「ザンクとルーペの読書感想文」第24回目(祝2年目じゃん!)はキタハラさんの『早番にまわしとけ』を取り上げました。

“我らが”キタハラさん、という感じだけれど、知人がこうして商業作家としてデビューして、何冊も小説を書いているというのは(本人とは関係ないところで)誇らしくもある。「俺、作家と知り合いなんっすよ」と色んな人に言いたい気分になる。いや、「お前が頑張れよ」って奴ですよね。
でも、キタハラさんらしい作風でありながら、誰にでも楽しめる、読みやすい作品になっている。でも、そこに童○というワードを(しかも結構キーになる言葉として)突っ込んでくるあたりがキタハラさんのロック魂を感じたりもする。

アフタートークは、ひとりツイキャス「高野ザンクのひとりごと」をルーペさんに相方を頼んで実施。

もっと自分ひとりで喋って、ルーペさんには「ガヤ」的な立ち位置をお願いしようとも思ったが、なんだかんだで相方がいると頼ってしまうもんだよね。ありがたいと思うと同時に、ひとり喋りもちゃんとできるようにしたい。
「感想文」で漏れた部分もフォローしてます。
朝10時まで起きられなかったけれど、喉の調子は昨日よりは断然良かった。まだまだ、いつ痛くなるか不安な状態だけどね。今週いっぱいはおとなしくしていきます。
明日はまた労働。
ほどほどに頑張りましょう(っていうかもう9月じゃん!)。

プレアニバーサリーキャス

ツイキャス「ザンクとルーペの読書感想文」も23回目になった。あと1回で2年になる。

第23回は二宮敦人著『さよなら、転生物語』を取り上げた。

「読み物」としてとても面白いのだけれど、作者で指名買いして読みたい、とまでは思わない感じだった。あまり活字慣れしていない人や、面白い物語に触れたい人にはオススメ。そういう点でライトノベル、というかかつての「角川スニーカー文庫」や「富士見ファンタジア文庫」の作品群と同じ系譜を感じた。中高生の読書感想文向けに良いのではないでしょうか(急に敬語)。

「まね○ねこ」のWiFiが突如不安定になってしまい、終わりがぶつ切りになるという初めての経験をした。思い返せば『流浪の月』の回も途中無音部分があり、あの時もフリーWiFiだった。今後は気をつけよう。

アフタートークは、第10回〜第23回で取り上げた14作をざっと振り返る回。

このキャスを続けているおかげで、好みから言ったら手に取ることのない小説を読む機会を得られている。好みだったとしても、その感想を語る、という目的をもつと読み方は自然と変わってくる。読書というただの趣味を、人に聴いてもらう番組にできているのは本当にありがたいし、楽しい。一人だったらこんなに続けるのはぜったい無理なので、ルーペさんには感謝している。
みなさま、今後ともごひいきに。

そして、ついにベッド(脚付きマットレス)が到着。
今晩、仕事から帰ったら組み立てようと思ってたんだけど、午前中に1時間ぐらいあったので、「どうせやるなら早いうちに」と思い、組み立ててみた。
今回で実家のものを含めベッドを組み立てるのは4度目だが、今までで一番手こずった。なんかこう、土台をビローンと伸ばして、そこにフレームを嵌めるのがなかなか大変だったのだよ(語彙)。とはいえ、無事に完成はした。
で、説明書見てわかったのだけど、圧縮したマットレスが完全に戻るのに1日かかるらしいので、午前中に作っておいて良かった。夜組み立てても、今日は床で寝ることになってしまったはずだし、だいたいベッドのある場所に置いてあった荷物を、今寝てる場所に移動しちゃったから、そんなスペースないよ。早めに手をつけておいて良かった。
みなさんもベッドを組み立てるタイミングには注意してね。寝心地は明日報告します。

昨日は心地よい疲れだったけど、身体は普通に疲労気味で睡魔が時々襲ってくる。スプリング効果で明日は朝からシャキッと動きましょう。

キャス人間

ツイキャス「ザンクとルーペの読書感想文」の配信日だった。

本編は、芥川賞作家で芸人の又吉直樹著『人間』。

面白いな、と思ったのは、僕とルーペさんで主人公像が全然違うこと。
語り手(主人公)の言うことがどこまで事実なのか(真実ではあるのだろうけど)、という不穏さを感じた小説だったので、そのあたりの影響かも、と思うとやっぱり只者ではない作品なんだよね。
太宰治の『人間失格』を読んでから、もう一度読んでみようと思う(なぜかはツイキャス聴いてみてください)。

そしてアフタートークは、夏川椎菜の2nd LIVE Tour MAKEOVER(渋谷公演)の感想。

44回(22回×2)の「読書感想文」の中でナンちゃんを取り上げるのは6回目。
もっと多い気がしていたが、昨年の7月以来、約1年ぶりだった。いかに1年目のアフタートークを夏川椎菜頼みにしていたかがわかる(まあ初回ダブルで『ぬけがら』だしな)。
ナンちゃんの小説『ぬけがら』が出るっていうので、感想キャスやろうと思い立ったのがこのツイキャスが始まるきっかけだった。今22回も続けられて、『流浪の月』の映画を扱った回は586回(ブログ執筆時)も再生されている。
純粋に「ルーペさんとお題を決めて語り合うのが楽しい」というモチベーションでやっているものが、こうやっていろんなひとに聴いてもらって、楽しさを共有できていると思うと嬉しい。楽しいことがあるというのはありがたいことです。

8月の課題図書は決まっているのだけれど、7月はまだ。
でもこれからも続けますので、どうぞお付き合いくださいませ。

映画とキャスとトリキ

ツイキャスのアフタートークのネタのために、映画を観に出かける。

「面白かったから語る」ではなく「語るために観る」という、もはやそれは義務では?とも思ったけれど、「ツイキャスのネタのために映画を観に行く」という行為事態が面白い(説明下手か)と思ったし、ちゃんとルーペさんが付き合ってくれたので良かった。

で、映画館からカラオケに移動して「ザンクとルーペの読書感想文」配信。
本編は凪良ゆうの小説『流浪の月』について。

本屋大賞受賞作、というところからオススメ度は察していただければ、という感じだけれど、感想としてはちゃんと話せた気がします。僕としては、主人公二人の関係こそ「愛」だろうと思うし、一昔前ならそう思う人は多かった気がするが、今は違うのだろうかね。

そして、アフタートークは映画『流浪の月』の感想。

小説の内容をどう映画化したのか、というのではなく、ひとつの映画作品として観たのが功を奏したのか、150分という長尺でも飽きなかったし、内容も良かった。
説明セリフが少なく、映像と演技で心情を表していたところが、ちゃんと「映画を観た」という気分になった。話の筋としてはちょっとキツイ話ではあるけれど、観終わった後に語りたくなる作品だった。

で、歌うつもりはなかったが、2曲だけ「どっちが推しの曲歌って得点高いかゲーム」を急遽して(超楽しかった)、“オレたちの”トリキへ。
映画の話から近況の話までいろんな話をした。
今後の自分の生き方みたいなもののヒント、というか応援をもらった気もする。友達はありがたい。

また明日から頑張らなきゃいけないし、その「頑張り」は本当に「頑張ることなのか?」という疑問を持ちながらすることだったりもするが、今はとにかく行けるところまで行きましょう。そんな感じ。

よく動いた日だった。
こういう日を増やしていきたいと願う。

ダンボールゼロと読書

5月もうかうかしてたらあっという間に終わる。
そんなことを3日目にして考えた。

今日は休日とはいえ、やらねばならないことがあって、そういうものを抱えたまま1日過ごした。それなりに努力はしてみたし、時間も使ったけれど、“解決する”までには至らず。でも、またそれはそれで。

ただ引っ越しのダンボールは全て処分した。
最後は本の入ったダンボールで、単純に積ん読本を床に出しただけではあるものの、箱状のものがなくなるだけで圧迫感が減る(だから逆に積んじゃうんじゃないの?)。読む本はどんどん読んで、読まない本は処分しなきゃな(そういいながら、今日もブックオフで2冊買ってきてしまったけどね)。

読む、と言えばツイキャス「ザンクとルーペの読書感想文」の今月の課題図書は2020年の本屋大賞受賞作、凪良ゆう著『流浪の月』を読了。今回は早めに読み終わった。一気読みできたのも良かった。映画化、しかも5月13日から公開という実にタイムリーな(あざとい)セレクトで、でも逆にそのあたりでネタバレっぽいのを掴んでしまいそうだったので、速攻読んだ部分もある。
で、肝心のツイキャスは5月20日、金曜13時からです。今回はリモートに戻す予定。

今日はノンアルコールで、もうちょい“足掻いて”みる。それが良いのか悪いのか、よくわからないこの心持ちが良くないのだけれど、今は心をフラットにしてできることをやるだけ。
世間の連休を尻目に、明日からまた労働(言い方)だ。

来客ツイキャス

新居に引越しして1週間、江戸川台ルーペを家に呼んだ。

ルーペさんとは人生の半分以上も付き合っているが、僕が長いこと実家暮らしだったことや、微妙に家が離れていることもあってこれまで自分の家に呼んだことはなかった(そもそも自宅に友達が来ること自体が皆無だけどさ)。
まだ引越したばかりで比較的片付いているのと、ルーペさんの休みが合ったのが今日だったので、まあ呼べるうちに呼んでおこうと実行に移したのだ。

まずはルーペさんを彼の家まで車で迎えに行った。1時間ちょいで行けると思ったら、途中混んでたこともあって1時間半かかってしまった。ルーペ亭にも少しお邪魔して、そこからまた我が家までドライブ。車中、推しのラジオCD聴きながらも、それに言及する暇もないほど、くだらない話をし続けるというほぼ学生みたいなテンションだったけど、それもまた超楽しかった。
そしてそして、(少なくとも自主的に頼んだうちでは)生まれて初めてのピザーラを途中でテイクアウトして、自宅で引越し祝いした(ピザーラ美味しかったよ)。

で、予定より1時間遅れでツイキャス「ザンクとルーペの読書感想文」。
本編は朝井リョウ著『正欲』について感想を語り合った。
https://youtu.be/zruoLnVFWs8

1年ぶり以上の対面キャスだったので、少し緊張したが、タイムラグがないのは喋りやすかった。簡単には語れない小説だけれど、それでもそれなりに感想を述べられたと思う。そしてもう1回読んでみようとは思っている。

アフタートークはKAC2022に書いた小説について話した。
https://youtu.be/iNdHxhfwyLw

ルーペさんが僕の小説と自分の小説を全部読み直して点数をつけてくれたので、聞き役に徹する感じの内容。自分の書いたものを真正面に語ってくれるのは正直嬉しかった(同時に恥ずかしかった)。なんだかんだで時間が足りないぐらい話せたのは良かった。

そして、その後は買いだめしておいたビールとルーペさんが持ってきてくれたワインを飲みながら、推しのMV集を観て、アストロシティミニとSwitchで協力プレイやら対戦プレイをした。
せっかく買った、そして引越しの際に超荷物になったアーケードスティックが2台同時に使えたのが良かった。
「デスアダーの復讐」は思ったよりすぐにクリアできたが(コンティニューしまくりだけど)、その後のストリートファイターシリーズやSNK系対戦格闘での対戦が超楽しかった。学生時代に戻ったような感覚。
ひとり暮らしをしたら、友達とゲームしまくるという悲願をようやく達成できた。“世間的”には取るに足らない物事なんだろうけど、それでも僕にとってはとても大きな一歩だった。そして想像した通り、超楽しかった。日々、上手くいかないことも多いけれど、今日みたいな日があるならまだ生きておきたいと思えるような体験だった。大袈裟でなくね。

そんな充実した一日。そして今、ひとりになって寂しいというよりは、明日からまた色々大変だけれど、頑張っていきましょうという気持ちになっているのが、なにより良い一日だったという証拠だ。頑張りましょうね。

じゃあ、寝るよー。

詰め込み休日

4日ぶりに酒を飲んだせいと、あと花粉症っていうのもあるんだろうけど、二日酔い気味に。そんな状況でも、今日はいろいろやったよ。

まずはツイキャス「ザンクとルーペの読書感想文」
https://youtu.be/_qWHXka0ppw

本編では遠野遥著『改良』の感想を語りあった。
昨晩飲んでしまったので再読できなかった分、午前中ギリギリまで気になるところをメモしながら読み直しをした。語りたいことが多すぎて30分の尺を使い切ってもまだ足りない気もするが、語るのはそんなもんで良くて、気になったら読んでほしい小説。

アフタートークは映画『アンチャーテッド』の感想。
https://youtu.be/ylE16YDV5Oo

字幕版と吹替版の面白さの違いをほとんど語れなかったのは、単純に力不足だなー。でも、映画はなかなかオススメなので、こういうのが好きなら観てほしい。配信されたら僕も吹替版観てみよう。

で、アフタートーク中に電話が入ったのだけれど、引っ越し業者がダンボールを持ってきてくれ、その後、もう物件は決めたものの居住者がいたのでできなかった内見に出かける。
思ったよりワンルームは狭いかも。その分キッチンとバスまわりが広い。それでも、環境は良さげだったし、事前に見たとしてもやっぱりここに決めてただろうなーとは思った。嫌な空気もなかったので良かった。

その後池袋まで出かけて、ビックカメラで冷蔵庫を買う。今の家は備え付けのワンドア冷蔵庫があるので、人生初の自前冷蔵庫購入。
冷凍庫なしで6年過ごしてさほど不便は感じなかったが(時々不満には思ったけど)、今度はちゃんと冷凍庫がついている。冷凍食品たくさん食べるぞ(なんの決意?)

いよいよ、引っ越しするんだーという自覚がでてきた。片付けはまだ進んでない。

そして、書きかけていたKACのお題「猫の手を借りた結果」の小説を、喫茶店に寄って仕上げて公開。
『猫と会った夜』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861870576567

ベタだけど、最初に思いついた話をそのまま最後まで形にしてみた。猫が好き、という気持ちだけは書けた気がする。ちょいファンタジー。

そしてこれからご飯食べて(昨日残した日本酒をちょっと飲んで)今日は終了。
毛色の違うことを色々やったので、これが全部今日の出来事なのかどうかちょっと混乱しているけど、間違いなく今日1日でやったのだ。目的がしっかりしていれば、1日はけっこう使えるもんだ(自己啓発っぽい言動)。

それじゃ、飲んで寝ますー。

本編オンリー公開キャス

「ザンクとルーペの読書感想文」第18回、無事配信終了。

遠野遥の『教育』について感想を話しました。デビュー作と第二作がともに賞を受賞し、三作目である本作も賞候補に入っているという小説家の作品。
僕とルーペさん、二人の視点が似ているようで違う、というなかなか良い感想を話せたんじゃないかなと思う。
18回も続いているとお互いのオススメ度もだいぶ予想できるようになってきたよね。
キタハラ先生から「読もうかな〜って思えるいい回!」という感想を頂戴したので、多分良かったんだと思います(評価を他人任せにするパターン)。
早い時間帯から“性的な話”をしておりますが(それに触れずには語れないので)ご興味あればアーカイブでぜひー。

あと、アフタートークは一旦非公開にしています。
内容的に不謹慎な部分があるわけではないので、5月ぐらいに公開したいなーと思います(締切設定)。
そして来月の課題図書は早々と遠野遥著『改良』に決まりました。初の同じ著者作を二月連続(早速買ってきたよ)。

そのあと、とある手続きをオンラインで実施。
封書は手に持ってないとポストに入れ忘れる率は異常だなと思いながら(見事に忘れた)、今日はおひらき。

ちゃんと、たくさん、本を読もう。