渋谷めぐり

雨の中、朝から渋谷に出かける。

まずは渋谷の映画館ユーロスペースで、ずっと観たかった『はりぼて』を観た。
富山市議14人がドミノ辞職した問題を追ったドキュメンタリー。

すごく重要な話とはいえ、地元の人しか興味が沸かないような題材を、エンタメ寄りの演出で構成していて面白かった。
とにかくこの議員たちの言動に呆れてしまう。大の大人が言い訳と開き直りで平然と不性を行っている事実も酷いが、本人たちがナチュラルに悪気がないところが一番驚愕する。謝った議員を見て、支持者が「あんなに謝ったんだから許しちゃう」みたいなこと言ってたりして、これで通用しちゃうあたりがチョロイよね。

あと富山市長。
自分の預かる市の議会で起きている問題なのに、全部「自分はコメントする立場にない」で貫き通す。じゃああなたは一体何にならコメントするのよ。っていうか、なんのためにいるの?
もちろん、市長の仕事はそれだけじゃないのはわかっているものの、とても地方都市の首長の器とは思えなかった(むしろこういう人がテンプレートなのかもしれないが)。

プログラム代わりに、原作本『富山市議はなぜ14人も辞めたのか』を買った(また積ん読増えるなー)。
この富山市議会の問題が、今の日本の縮図なんだろうなーと思うとげんなりしてくるけれど、自分はそういうものに与されないように気をつけて生きよう。

渋谷まで行ったついでにアニメイトに寄ってみた。先月まで、雨宮天や夏川椎菜のポップアップがあったはずだけれど、今日の店内は、もう別のアーティスト色に染まっていた。
TrySail関連商品をひととおり見ていたら、トラハモのラジオファンディスクのVol.11がブロマイド付きで売っていたので衝動買い。
僕はこのラジオを放送で聴く気がまったくないのだけれど、ファンディスクは聴いてしまうのだ。本編を“選り抜き”されたところを聴きたいのと、おまけのディスクに価値をおいているのだろう(自分のことだけどはっきりはわからない)。

そのあと、渋谷AppleのGenius Bar(この言い方!)で、iPhoneのバッテリー交換の予約をしていて、空いた時間で昼食がわりに某喫茶店でベーグル頼んだんだけど、あまりの小ささにびっくりした。
ベーグルそんなに好きじゃないので頼んだのは初めてだが、やっぱりサイズダウンしているのだろうか?
食べ物がどんどん小さくなる昨今、すべての食べ物は、ショートホープと一緒に並べて写真を撮ることが必須なような気がしてくる。
ちなみに味は普通だった。

で、いざバッテリー交換。
電池替えるだけなんて15分もあればちょちょいのちょいだろうと思ったら、1時間必要と言われて、計画が狂う。
次に髪を切るために予約を入れていたのだが、絶対に遅刻する時間になってしまう。美容院に電話しようにも、電話を持っていかれてしまったので術がない。
持って行ったMacbookで電話番号調べて公衆電話を使う、という手段を思いつき、「俺やるー!さっすがー!」とつぶやいた後、財布をみたら小銭がなくて諦めた(しょぼい)。

交換を待っている間に入り直した喫茶店(さっきと違う店)で、このブログを進めようと思ったのに、渡す15分前に書いておいたメモが同期されておらず、不安になる。
ちょうど今、僕のiPhoneは全身麻酔をかけられ手術台に載せられているのか、とビジュアルが頭に浮かんだりした。
それにしても連絡手段がないことがこんなに不便(&不安)だなんてねー。なんだかんだ、僕も現代病だ。

で、無事バッテリー交換終了。
バッテリー不足が気になっていた僕のiPhoneも、これでまた活躍できる!と喜んだら、交換してもらったバッテリーの残量が40%足らず。
交換したバッテリーは100%近いと思い込んでいたため、充電器を持ってきておらず、自分の浅はかさに気づく。
でも、充電する手段はないし「逆にまだ30%ある!」とブライトサイドに目を向けて(Apple信者っぽい思考でしょ?)、髪を切りに行き(携帯取り戻してから遅れる連絡した)、帰り際にジムに寄ってワークアウトも済ませた。
最終的に家に着いたときに電池は12%だった。
新しい電池だから、旧電池の30%とは容量が違うんだろうね。

そして、これからもう一度、夕食を買いに駅まで出かけるためにiPhoneを充電しつつ、このブログを仕上げている。
ずいぶんと用を足せたし、よく歩いたので、今夜は何食べても、何飲んでも大丈夫な気がするぞ(間違い)。

渋谷はやっぱり「アウェー感」強くて、疲れは2割増な感じだけど、予定を立てて動いた分、充実して過ごせた休日。
週末、台風を心配しつつ、自分は自分のやるべきこと頑張ろう。

『TENET テネット』

『TENET テネット』観た。

期待に違わぬ……というか、話題になっているだけのことはあってとても面白かったし、大スクリーンで早めに観に行って良かったなと思う。

展開としては「娯楽大作」なのに、明瞭でくっきりした画とは裏腹にどことなく陰鬱な印象を受けるのはクリストファー・ノーラン監督っぽい。
とかいいながら、哲学的なメッセージが盛り込まれていたりするんだろうけれど(なんとなく台詞回しから思う)、話を追うのに精一杯で、多分僕はこの作品が描きたかったことの半分も理解できていない。
でも、いつもクリストファー・ノーランの映画見るとそんな感じを持つ。あとすごい理屈っぽいよね(良くも悪くも)。

僕はノーラン映画を『ダークナイト』で受け付けなくなってしまって(それと『プレステージ』は超駄作だと思っている)、でも『インセプション』は映像見たさに劇場で観て楽しかった(そしてこの映画のエレン・ペイジの“ブサ”可愛さは最高だった)し、それなりの数の作品を観ているものの、思い返すと観直した作品は一作もない。
でも、この映画は結末をわかった上でもう一回観ないと、完全に楽しめないような気がしている。

場面の“答え合わせ”もしたいけれど、それ以上にもう少し深く味わうことで「この映画がより好きになるか、ノーラン映画は僕に合わないのか」ということがはっきりするような気がするのだ。
なので、基本的にはパンフレット買わない派なのだが、売り切れの劇場が多いという話と、内容を理解するのに役立つと聞いたのでちゃんと買ってみた(読むのはまだこれから)。

主演のジョン・デヴィッド・ワシントンはデンゼル・ワシントンの息子なのだが、言われないと気づかないぐらいお父さんに似ていなくて、それが却って彼にとって良かったのでは、と思う。父親とは違う魅力がある俳優。
でもアクションの立ち居振る舞いとか、ふとした表情で、「似てるなー」とも思った。
僕は「デンゼル・ワシントン映画」は滅びの美学の映画だと思っているが、ジョン・デヴィッド・ワシントンは最後まで立ち続けるような映画が似合う気がする。

バディとなるロバート・パティンソンも、暗くなりがちなトーンを明るくする華やかな役者だなーと思ったし、どことなく謎めいたキャラクターを上手く演じていた。
そとヒロイン(?)のエリザベス・デベッキは僕が好きなドラマ『ナイト・マネジャー』でも、似たような役柄だったのでついついドラマのシーンを思い出してしまった(観ている途中で同一人物だと気づいた)。テレビだと「綺麗」以上の印象はなかったけれど、今回はすごく良かった(そしてやっぱり「綺麗」だった)。

難しいことを考えなければ、映像が綺麗で、大画面しかもIMAXで観ると超凄い、という感想になる。
絵空事の物語なのに、この世界と地続きになっている感じがするところが印象的な映画(だから、もう一度観て確認したいのかも)。個人的には「逆行シーン」で酔うかなーと心配したけど大丈夫だった。
IMAXで十分凄かったけれど、次は復習をしつつ、でも内容を忘れかけた頃にIMAXレーザーで観てみたい。

細かいところにケチをつけようと思えばつけられるんだけれど、そんなことを力技でねじ伏せられるぐらい面白かったので、こういうの苦手じゃない方はぜひどうぞ。

シルバーなんて関係ない

世間は4連休らしい。

今さら気づいたけれど、これをシルバーウィークって言うんだよね。最終日しか休みが重ならない自分にはあんまり関係のない話だけれど。

とくにこれといってハードな業務はないはずなのに、今日はすごい疲れた。慢性的な疲労が溜まってる、っていうの?
あと、昨日に引き続き曜日感覚がずれていて、本当は昨日出なければいけないミーティングを、今日だと思いこんでいたりした。なんとかケアできたけど(っていうか、そこで「おい、高野はどうした?」って言われない程度の存在ではあるのだけれど)、予定が頭に入らないようになってしまった。前は手帳いらずでもそういうミスはなかったのになー(手帳を書く習慣がつけられないだけ)。

『マイル22』観た。マーク・ウォールバーグ主演のスパイ(?)映画。
やたら人が死ぬし、内容がハードだった。最近、マーク・ウォールバーグはこういう作品好きだよなーと思う。僕の好きな「マーク・ウォールバーグ映画」とはやや毛色が違ってきてるのがちょっと残念。トーンは同じなんだけど、僕が求めているのはもっと大団円的な展開がなんだよね。それでも好きな俳優なので作品観ちゃうけど。
あと準主役のイコ・ウワイスという人のアクションがカッコよくて他の映画も見てみたいなーと思った。

そんなわけで、映画1本観たし、今日はもう店じまいして寝る。

あと2日で一息つける。
ラストスパートだ。

近場ドライブとテレビで見る映画

昨日は、友人と一緒に車で庭の湯へ行った。

としまえんが閉園して駐車場も閉鎖になってしまったのを知って焦ったけど、近くのリパーク(的な駐車場)に止められたので事なきを得た。
東京の道にもさほど混乱しなかったし、移動後初っ端のドライブにはちょうど良かった感じ。
ちゃんと温泉浸かって、上半身のケアをしてもらって、身体はだいぶ調子が良くなった。
なので、試しに枕を戻してみたのだが、やっぱり首へ負担がかかるみたいで、低い枕買おうかと思案中。

映画『不良探偵ジャック・アイリッシュ 2人の父への鎮魂歌』を観た。
僕はガイ・ピアースという俳優さんが好きなので、CSで主演映画がさりげなくやっているとつい見てしまう。これもそのひとつ。
オーストラリア映画だからなのか、それとも本来はテレビ映画なのかはわからないけれど、細部がちゃさく、それがハリウッドではどうにも突き抜けられないガイ・ピアースにはジャストサイズな気がする。だからかシリーズ3作まで作られており、これは2作目。

1作目は間違いなく見て、この2作目は見たのか見てないのか覚えがないので録画しておいたのだ。「なんか前これ見たよなー」というシーンはあるのだが、内容は全く覚えてなかった。見たのか見てないのか未だに謎。

さっきも書いたけど、テレビサイズな作りで、オーストラリアに行ってみたくなる感じの作りになっていた。
主人公が危険を顧みずに相手の懐に飛び込んでいくものの、腕っぷしはそんなでもないあたりも「ヒーローもの」っぽくなく、生身の人間らしくていいし、アウトローを気取りつつも結構な協力者がいて、そのやりとりの距離感も良い。とくに老人たちとのやりとりが微笑ましい。
そんなわけでテレビで見るにはオススメな映画。
この映画が一番ガイ・ピアースらしい、という点でも良い。突き抜けられないカッコよさみたいな(いや、本当好きなんですよ)。

さて、明日は完全オフ。
ここ数週間、気持ちも身体もズレた感じがしているが、これを整えるのは明日しかないかなー、と思ったりしている。
有意義に過ごさねば。

遅ればせの歌い始め

やっぱり定期的に歌うようにせな、と思って、コロナ自粛後初ひとりカラオケにいった。

1月に歌い始めした気がしたけど、ブログ見返したらやってない。
今年はいきなり風邪をひいたし、その後韓国行ったらもうコロナ、って流れだったからだ。なので遅ればせながらの歌い始めとなる。
先週、TrySailのオンラインライブ鑑賞のためにカラ館行ったときに、ちょこっと歌いはしたけれど、純粋に歌うために行くのは今年初。あまりのブランクに自分でもびっくりした。

で、ちゃんと何を歌うか決めずに行ってしまった上、後に予定が入っていたので、1時間バタバタと思いついた歌を片っ端から歌っていった。詰め込みで60分で11曲歌ったのはかなりハイペースだったと思う。
全体的な出来はまあ65点かなーという感じだったが、自分の癖を思い出したり、初めて歌う曲は、歌ってみてわかることがたくさんあったので練習にはなった。
家で歌うとどうしても音量を上げられず、全力で歌うことでわかることはたくさんあるから、今後は定期的に声出しをしにカラオケ修行しようと思っている。
多分ダイエットにもなるだろう(希望的観察)。

映画『ザ・ファブル』見た。
岡田准一主演で、凄腕の殺し屋が普通に生きるコメディタッチのアクション映画……と思って見てみたら、それとはちょっと違っていて面食らった(けっこう血みどろだった)。
岡田くん(って言い方はどうかと思うが、なんかしっくりくるよね)は『SP』のアクションがカッコよかったし、『軍師勘兵衛』もとても良かったので、期待したぶん、武闘アクションが少なかったのが残念。ガンアクションはいまいち(これは岡田くんのせいというより演出だけど)。
ただ、安田顕と柳楽優弥の関係性と演技がすごく良かったり、全体的には楽しかった。続編もやるらしいので、もっと格闘シーンが多いといいなと思う。

9月に入っても、やる気がいまいち出ないが、それでも動ける範囲で動いていこう。
頑張るー。

夏休み最終日のもろもろ

2日休んだだけで仕事いく気が激減したのだか、そうもいってられないので出社。

昨日の休み、昼を「いきなり!ステーキ」にしてしまったので、夜は控えめにしようと、ピエトロのレトルトパスタソースの「絶望スパゲティ」にした。
前にも「絶望している時でもおいしく食べられる」というキャッチフレーズに惹かれて食べたことがある。その時は「うーん、美味しいけど絶望してたらさすがに微妙」という感想だったが、今回は食べたくて買ったせいか「絶望してても味わえるかも」という程度に満足した。幸いにも絶望してないから美味しいかまではわからない。メインがイワシだしヘルシーな感じもする(ヘルシーとイワシでさりげなくライムしてみた。しょぼい)。
それにしても一向に痩せない。

「私の家政夫ナギサさん」を結局1話から最終回まで見てしまって、面白かったので簡単に感想を書く。
以前見た「G線上のあなたと私」と同じ枠のせいかテイストが似ていて、肩肘張らずに見られた。身近なことで悩み、落ち込み、友情や愛情を育んで前へ進む、という感じ。芸達者なキャストたちとテンポの良いお仕事ドラマで楽しかった。

ナギサさん役の大森南朋がイケメン感を消して、ともすればコントになってしまいそうなキャラクターをちゃんとコメディで留めていて好演だったしハマリ役だった。原作マンガの雰囲気から当初は遠藤憲一がキャスティング予定だったという記事を見たが、エンケンさんも好きだけど、このドラマには雰囲気からして大森さんが適任だったと思う。
多部ちゃんはとにかく声が綺麗で、とくにナレーションが耳に心地よかった。役柄では自分の恋心にも鈍感で、でもやる時はやるという主人公の魅力がよく出ていた。

出来すぎるほどのハッピーエンドだったが(いや、あれでいいんですよ。あの結末を望んでいましたよ、僕は)、TwitterかなにかのSNSで、あれは大森南朋だから許されてるんでおっさん達はいろいろと勘違いするなよ、というような厳しーコメントを見たが、おじさんの一人として気をつけたいと思う。このドラマは”おじさんにとっても”一種のファンタジーだと思っているので大丈夫だが。

「三国志」関連として、ドニー・イェン主演の『三国志英傑伝 関羽』を見た。
ドニーさんが関羽を演じる映画だから、関羽無双な感じでアクション満載なのはわかっていたけど、それよりも曹操役のチアン・ウェンが『ローグ・ワン』でドニーさん演じるチアルートとバディだった役の人なのを知ってちょっと感動。スターウォーズ製作者はこの映画でのやりとりを見てキャスティングしたのだろうか。
志は違えど、通じ合うものがあるという関係性と距離感がなかなか良かった。
映画自体はまあまあ(なにせ机を組み立てながら見てたので)。

それが全部昨日の話。
なんもない休みのようなきがしたけど、それなりにいろいろ経験してるな。

だからというわけではないけど、今日はそれなりに頑張って仕事した。
夏休みも終わってしまったので、いつまでもぼやぼやしてないで頑張ろー。

スプレマシー

昨日は結局『陰謀のスプレマシー』を観た。

これは邦題どうにかならなかったのか(原題は『The Expatriate』=国外移住者)。元CIAものだから『ボーン・スプレマシー』から拝借したのかもだけど、どのあたりがスプレマシーなのかわからなかった(っていうか、僕もスプレマシーって言いたいだけ)。

で、前述したように元CIAの腕利き暗殺者が陰謀に巻き込まれ、娘と一緒に逃亡しつつ、巨悪と立ち向かうという映画。
引退した元凄腕のプロとしての描かれ方が『96時間』や『イコライザー』のような超絶能力を発揮するのではなく、わりと地味。敵もまたプロと思えば、この描き方が正しいのだろうし、痛みは感じる(そういう店では初代の『ボーン・アイデンティティ』に近いかも)のだが、「段違いの強さ」の描写がなかったのは残念。
展開も後半はやや投げやりだし、カタルシスは低め。あと関わった人たちが容赦なく死んでいくところが、まあリアルといえばリアル。あんまりスプレマシー感はなかった。
でもそれなりに面白かったよ(フォロー)。
ちなみにソフト化する際にタイトルが『ザ・ターゲット 陰謀のスプレマシー』になったらしいが、そのほうがまだこの映画のタイトルっぽい。でも語感は『陰謀のスプレマシー』のほうが良いよね(言いたいだけ)。

今日の午前中は国会の閉会中審査(構成労働委員会)に小川淳也議員が質問に立ったのでネット中継を見た。
文春報道のことに触れたことで(あと桜の件も)、案の定「揚げ足取り」というようなバッシングコメントが出てたけど、あれは「組織の上に立つ人が公私混同してると部下の士気が下がるから重大な責任があることなんだ」という前提があって質問してることなんだよね。ただ確かにその文脈がないとゴシップで時間潰してるように見えてしまうからもったいなかった。
小川さんは、そういう前提を全員が共有していると思ったのか、その辺りの説明がなかったので(時間も惜しかったんだろうが)、あそこはその前提を説明すれば、脊髄反射のバッシングしている人の中でも納得する人が出てくると思うのだけど。
全体としてもベスト質問ではなかったのが残念。映画に出て注目も多くなっただろうから、そういう人たちにも、小川さんの誠実さや実直さが届くように工夫してくれると嬉しいと、推してる身としては思う(まあ、こんなネットの片隅で僕はフォローをしているわけだが)。

それにしても今日も暑かった。真っ昼間に出かけるとそれだけで体力持っていかれる。夜も熱帯夜になる日が多いから、体調気をつけないとね。

そんなわけで寝るー。

並行読書

積ん読解消のために、本を並行して読むことにする。

江戸川台ルーペのツイートで知った灰谷魚さんの「20冊並行する読書法」を読んだからだ。

「わたくしの読書」
https://note.com/haitani/n/na1e271ff7cda

雑誌のように、もっといえば「週刊少年ジャンプ」のように連載されている作品をひととおりザラっと読む感覚で読書するススメを書いているのだ。この感じは目からウロコ。
僕は今まで「本は1冊読み終えるまで他の本にいくのは邪道」というスタンスだったけど、この感覚を教えられると、確かに複数冊同時進行で読むことも悪いことには思わないし、抵抗感が下がる。どの本がどんな内容が書いてあったのか忘れがちになる気もするが、かつてはジャンプを読んでいた時、翌週にそれぞれのストーリーが混同することはなかったのだから、大丈夫なはずだ。

とはいえ、今の僕では20冊読んだら絶対に内容が混同するだろうから(老いだよね)、まず10冊選んでみる。
この際、テキスト的なものも入れて良いのだろうか。
僕は一生英語を勉強し続けるんだろうなー、というぐらい英語の勉強が終わらない。もう学ぶことが目的化していて、常に参考書が10冊程度あるのだが、これも連載陣に加えていいのかな?
あと、最近友人から貰ったり、物々交換したりした本もあり、これは自分では買わない本を読むという面白さはあるものの、どうしても優先順位が低くなりがち(「好きなあの子が読んでる本」というのならまた話は違うんだろうが、残念ながらそういうシチュエーションで手にした本ではない)。

そんなわけで、家にある本でまず10冊ラインナップしてみた。別に知られてマズイ本はないが、あえて題名は書かないでおく。
でも英語のテキストや、音楽(主にDAW)の本といった参考書系はここには加えなかった。音源を聴きながらとか、実際にPC立ち上げながら、とかが必要な内容が多く、「読む」という行為に足かせができてしまうと思ったからだ。

選んだジャンルとしては実用書3冊、ビジネス本が2冊、ノンフィクション2冊、小説3冊とバランスはなかなか良い。
で、ラインナップ組んで気づいたんだけど、このうち7冊はすでに読み始めていて途中で止まっているものなのだ。
つまり、僕は端から並行して本を読んでいたのだ。
……っていうか読了までに挫折してる本がそれだけあるということだな。でも「いつか最後まで読み切りたい」と思っているから残してあるので、意識して並行して読めば、いつかは読了できるのではないかと思う。

そんなわけで、明日から並行読書を始めたい。
「今日からじゃないの?!」という声もあるだろうが、今日は連載陣を決めただけで時間切れなのだ(ヘタレ)。

『ルーザーズ』という映画を観た(映画観る時間はあるじゃねえか)。
DCコミックスが原作の『特攻野郎Aチーム』っぽい感じの筋書き。クリス・エヴァンスやイドリス・エルバなど登場キャラクターの個性がみんな良くて面白かった。テレビ映画っぽい軽さもまた良かった。
続編がありそうな終わり方は「あわよくば」だったんだろうけど、前述の2人はその後ギャラが跳ね上がっちゃっただろうから無理だろうなー。
そんな内容もさることながら、この映画を録画していたのがなんと4年前!
4年間もHDDで眠っていたっていうのが我ながら呆れる(まさに発掘作業だ)。
そういう映画がまだ100本以上あるので、これもひとつひとつ観ていこう(本と違って同時進行できないからなー)。

さて、今日も暑かった。
明日もバテないよう気をつけましょう。

お盆っぽい連休

連日の休み。

午前中は「KUNITOのPodcast!」の収録だった。
その後豊島園の“オシャレな”ハンバーガー屋で昼食をとった後、用足しするために練馬に行った。ついでに文章を書こうと思ってPCを持っていったんだけど、お盆期間のせいか、けっこうな混雑具合で腰を落ち着ける場所が見つからずにすごすごと帰宅することに。家だと筆が進まないので(単に気が乗らないだけ)、執筆はまた今度。

昼、ボリューミーなものを食べたので、夜はそば(乾麺)を買ってきて茹でた。一人暮らししてそばを茹でたの始めてかもしれない。パスタの感覚で茹でてしまったが、まずまず美味しく食べられた。

それから『殺し屋チャーリーと6人の悪党』という映画を観た。
悪人同士がいろいろあって殺し合う、という単純な筋書きだったけれど、構成とテンポの良さ、それからスピード感のあるカメラワークで最後まで面白く観れた(ややグロかった)。皮肉の効いたコメディテイストなクライム・サスペンスで、軽く観るのにちょうどよい感じ。
撮影はオーストラリアらしいけど海沿いの景色がすごい綺麗だった。行ってみたい。

さて、そんな感じで連休終了。半日とはいえ実家にも帰れたし、けっこう休息をとれたので良しとしよう。
また明日から頑張りまーす。

新タワー建設

2か月ぶりに実家に帰る。

1時間で行けるので里帰りというには大げさなのだが、長時間の電車は避けたほうが良いと、往復、兄に車で送ってもらったりした。

帰る一番の理由は、新しいキャットタワーを作ること。
前に買ったキャットタワーがもう6〜7年使ってガタがきていたので、買い替えたのだが、実家では他に作れる人がいないので、僕が帰るまでは箱のまま放置されていたのだ。
こういうキャットタワーは作りがほとんど同じなので1時間ぐらいで作れ、猫たちも環境が変わったことに戸惑いながらも“新居”を気に入ったようなので良かった。

あとネットで「使ってないPSPの充電池が膨らむ」という話題を見て、気になっていたので自分のを調べたら、確かに超膨らんでいた。幸い破裂したわけではなさそうだが、引くぐらい膨らんでたのでビビった。
充電池って便利だけどそういうことあるんだね。他の機器は大丈夫だろうか。

帰ることに悩んだりしたし、滞在7時間程度の実家だったが、猫を含めて家族にも会えた(とくに父と兄には会ったの2月以来だった)ので良かった(人生の時間には限りがあるからね)。
愛車の運転席側のパワーウィンドウが動かないのは相変わらずだったが、ついに助手席のまで動かなくなってしまって、これが気がかりではあるんだけどなー。いつ直せるのだろうか。

夜、自宅に帰ってきて『15時17分、パリ行き』を観た。
実際にあった列車内の銃乱射事件を、その犯人を取り押さえた3人が自らの役を演じた作品。事件のシーンがクライマックスではあるものの、ほとんどは3人が出会った少年時代(これは子役が演じている)から、そこまでの人生の道のりの部分が描かれていて、人間ドラマとしてとても楽しめた。
映画で描かれた展開が事実だとしたら、犯人を確保できたことには運の要素が大きく、結末はわかっているもののハラハラした。
英雄映画ではなく、視点がフラットなのが良かった。複雑な今の時代だからこそより一層感慨深く見れるのかもしれない。

一日よく動いたので疲れた。
このところ眠りが浅めだったが、今日はぐっすり眠れるかも。
さて、明日も頑張ろー。