ピクロス買った

ピクロス(イラストロジック)が好きだ。

ああいうパズル系で一番最初にハマったのは「数独」。
ガラケーでアプリをダウンロードして、かなり難易度の高い問題まで解けるようになった。
「イラストロジック」は少しやったことはあったが、好きになったのはニンテンドーDSの「ピクロス」から。一度全部クリアして、リセットしてまたやり直したぐらいハマッてしまった。

で、Switchでもピクロスがダウンロードソフトで出ていたので買ってみた(買ったのは「ピクロスS2」)。
「ピクロス」以外のイラストロジックソフトをプレイしたことがないから比較はできないけれど、操作性とテンポの良さと程良い難易度で、ついつい、あと1問、あと1問とプレイしてしまう。
パズルゲームって中毒性が高いのが常だろうが、それでも時間泥棒だなーと思いつつ、気がつけば50問以上解いていた。
300問以上あるらしいので、ちまちまと(でもきっと詰まるまでは一気)解いていきたい。

ニーズが違う

格闘ゲーム世代には愛着のある「キング・オブ・ファイターズ(KOF)」のゲームがスマホで出た(正式名称「THE KING OF FIGHTERS ALL STAR」) 。去年出た「THE KING OF FIGHTERS ’98 ULTIMATE MATCH Online」というのもあるが、それとは別の会社から出ている。

テンポの良さ重視のアクションゲームだけれど、結局のところはガチャでレアキャラひいて経験値アイテムつぎ込んで強くする、というタイプのよくあるスマホゲーム。こういうゲームは登場キャラクターに思い入れがあるかどうかで楽しさが変わる。その点で、「KOF」というのはいい選択だし、それにすっかり踊らされてインストールしたのだけれど。でも2日で削除しました。

「時間の浪費」と「課金最強」のシステムのスマホゲームにもう興味ない、というのもあるけれど、一番やってて興を削がれたのは、キャラクターの声が違うことだ。
いや正確に言えば「THE KING OF FIGHTERS XIV」でほとんどのキャラボイスを一新して、その声優と同じなのでオフィシャルな声ではあるのだが、僕がプレイしていた頃の声優とは違っているということだ。

声優の世代交代はコンテンツを引き継ぐには必要なことだと思う。今や大山のぶ代よりも水田わさびのドラえもんのほうが子どもに馴染みがあるように、ルパン一味が全員交代したように、それは一抹の寂しさはあるものの、引き継ぐ人たちには(批判もあるだろうけど)頑張って次の世代へ作品をつなげてほしい。
先日もクレヨンしんちゃんの声が変わったけれど、先代の矢島晶子に敬意を表するとともに引き継いだ小林由美子には頑張ってほしい。

でも、僕にとってのKOFの声優たちは臼井雅基であり、橋本さとしだから(そして今や役者として大活躍の生瀬勝久も!)、このゲームに入り込めなかった、というのもひとつの理由ではある。
僕らのような初期SNK格闘ファンにとってはそういうことが大事なのだ。だから「KOF’98 UM Ol」は声優が昔と同じということに感動したし、嬉しかったし、懐かしかったし、わかってるーという思いだった。そしてゲームもなかなか楽しかった。

今回の「KOF」は僕らのようなファンではなく「KOF XIV」を楽しめた人たち向けなのかな、と思う。キャラクターも3Dで描かれているしね。
同じルーツのコンテンツでも、提供する側と受け取る側のニーズがずいぶんと違うな、と実感した出来事だった。

単におっさんゲーマーになっただけかもね。

ファミコンの日

今日、7月15日はファミコンの誕生日だそうだ。

ということはライバル機のセガSG-1000の誕生日でもあるのだが、それは置いといて、1983年に発売だから、今年で35周年だ。これは奇しくも東京ディズニーランドと同い年でもある。
日本の娯楽を代表し、牽引してきた2大コンテンツが同じ年に生まれたというのは感慨深い。しかもどちらもいまだに現役なのも(ファミコンはそのものではなく、他のハードに受け継がれているということだけど)凄いことだ。

ファミコンのメジャーなソフトは、エミュレーターという形で(公式でも非公式でも)現在もプレイすることができるけれども、今日、Twitterのタイムラインに流れるカセットの写真やら、ゲーム動画を見ていると、実機と実ソフトを買いなおしてプレイしたいなーという気持ちになる。
とくに「ケルナグール」とか「ファミリーテニス」(先日の錦織・ジョコビッチ戦をひきずっている)とかナムコの古き良き時代のゲームをしたい。
あとは「コナミワイワイワールド」とか(ナムコとコナミのブランドは、ファミコン時代に「間違いない」ブランドだった)。

HDMI接続のできるファミコン、でないだろうかね。
世にあふれる中古ソフトを次の世代につなげるためにも良いと思うのだけれど、儲かりそうもないから難しいだろうか(FC互換機が出ているしね)。

子供の頃、なんであんなにゲームに熱中したのか。
そういうことを最近真剣に考える。その時はただ「面白い」という気持ちだけだったのだろうけど、今思えば、それ以上の何かがあった気がする。
そもそもがゲーム好きだから、スマホゲームも始めればやってしまうんだけれど、そういう楽しさと違うものが確かにあったはずなのだ。
タイムラインに流れるファミコンの話題を見て、つくづくそう思った。

ただの思い出補正なだけかもしれない。

思い出はさらに後

以前ブログで「売ってるのを見かけたら買う」と言っていた、ファミコンミニの週刊少年ジャンプバージョンが昨日発売になった。

昨日の夜にそれを思い出したので、今日仕事帰りに家電量販店に寄ってみた。
さすがに初回出荷分は売り切れているだろうと思ったら、普通に(それなりの数が)売っていたので多少の驚きがあった。

ジャンプバージョンだけでなく、「ファミコンミニ」や「スーパーファミコンミニ」も普通に売っている光景は、ある意味、欲しいひとに適正価格で届く、ということでテンバイヤーざまあみろ良いことだなーと素直に思う。

で、「売ってるのを見かけたら買う」と書いた僕ですが、店頭で2分悩んで見送りました。
絶対、すぐには箱も開けないだろうなーと思ったからだ。
昔やったことのあるソフトよりも、まだ未プレイの「悟空伝」とか「天地を喰らう」とかが気にはなるんだけれどね。でも、今は「ゼルダ」すらやっとこさ2日プレイしたぐらいの状況なので、積みゲーを増やすことがわかっている上でこれを買うのは憚られた。
改めてラインナップを見ると、対戦ゲームが「キン肉マン」しかないので、これは完全にコレクターズアイテムなのかもしれない。僕はゲームコレクターではないので、そういったことも食指がいまいち動かない理由なのだろう。

とはいえ、数ヵ月もすれば市場から消えてしまいそうな予感もするし、売れ行きを見つつ購入を検討している。
これが売れてスーパーファミコン版が出ればいいな、とも思うので(その辺、ちゃんと考えてますよね?)。

早く帰れた日には

めずらしくほぼ定時で仕事が終わり、思いがけずに早い帰宅になった。

「このまままっすぐ帰ってしまっていいのだろうか」という謎の思いが発動したりして、ちょっと遠回りしてポケモンのジムをひとつ倒したりもした。
で、7時半には家について、久しぶりに米を炊いて自炊。結果、洗い物が多くなるということに改めて気づく。

あとは、ずっと放置していたSwitchのゼルダの伝説(BoW)を、ちょっとプレイしたりした。オープンワールドに慣れなかったが、とりあえず攻略本買ってきて、ようやく3つ目のほこらをクリアしたところ。操作になれてくると面白い。ちょっとずつ進めようと思う。

まあ、そんな具合。
今日は昼休みに爆睡してしまったほど、身体が睡眠を欲しているようなので、早めに切り上げて寝よう。

ノスタルジック通り

昨日の送別会が行われた会場のある通りは、僕が中学、高校時代によく通ったゲームセンターのある通りだった。通りを挟んで大小2件のゲーセンがあったが、今はもうどちらもない。

まだ、対戦格闘ゲームが流行る前だったので、友人と繰り出しては、思い思い好きなゲームに興じていた。

そのゲームセンターには、高校1年の時によく行っていたはずだ(なぜならば一緒に行ってたのが高1のクラスメートだと覚えているから)。

大きい店のほうに行くのが主流で、プレイした覚えがあるのは、「ハードパンチャー」、「パロディウスだ!」、「マーベルランド」、「エイリアンストーム」とか。プレイはしなかったけど、向かいの小さなゲーセンに「ピストル大名の冒険」と、「ウイニングラン」が入っていたのをよく覚えている。

あと、造作の甘い動物のぬいぐるみが景品だった頃のUFOキャッチャーも結構やった。今よりも設定が甘くて取りやすかったのだ。

大きいゲーセンはコンビニになり、小さいほうは居酒屋になっている。

それでも、その通りに行くと、あの時の無邪気さと若さが蘇ってくるのは不思議だ。

おっさんになっただけかもしれない。

思い出はもう少し後

ファミコンミニの週刊少年ジャンプバージョンが発売される。
https://www.famitsu.com/news/201805/14157186.html

発売は7月7日だが、今日から大手販売店で予約開始となったようだ。
当時、週刊少年ジャンプは毎週読んでいたし、今回収録されているソフトも懐かしいものが多い。
「ぜひ買いたい!」と予約に走りたい…という気持ちもあるのだけれど、ちょっと逡巡してしまう部分もある。そのアンビバレントな気持ちは一体、どういうことなんだろう、と思っていた。
で、この話題を友達にしたところ、彼が言ったひとことが、まさに答えだったのだ。

「老後にやりたい」

そう!そのとおりなのだ。
ここに収録されているソフトは自分が実際プレイして思い出に残っているもの、欲しかったけれど買えなかったもの、そのどちらも「懐かしい」という感覚が、買いたい気持ちの主な要因である。
ただ、このゲーム群が果たして本当に面白かったか、と言われると少し(ものによってはかなり)微妙なのだ。

通常バージョンのファミコンミニのラインナップは、ゲームとして今遊んでも面白いものが多い。懐かしさだけでなくちゃんと面白さをもっている。だから、当時プレイしていなかった子どもが遊んでも、それなりにハマると思う。
でも、この「ジャンプバージョン」に収録されているゲームの面白さは、そういうものとだいぶ違う。

後半難易度がめちゃめちゃあがる理不尽さに耐えながらも進めた「神龍の謎」や、パワーアップの玉をとったもの勝ちの「マッスルタッグマッチ」、物語が中途半端で終わるが、戦闘が面白かった「聖闘士星矢」、友達の家でその難しさに文句を言いつつ遊んだ「キン肉マン 王位争奪編」…など、ゲームとしてダメな部分もまた面白かった、という思い出含みの面白さでできているラインナップなのだ。
だから、今すぐやりたい、というよりは、もっと年を重ねて年金ぐらしになった時ぐらいに、ひなたぼっこしながら思い出に浸りつつプレイしたい。
友達の言った「老後にやりたい」という言葉は、この商品に対する僕の思いを的確に代弁していたのだ。
(そしてこのラインナップに「ドラクエ」という“ちゃんと面白いゲーム”が入っているあたりに、企画者の「思い出だけでは売れない」という狙いを感じたりもする)

もちろん、その「思い出」を今すぐ取り戻したい人もいるだろうし、このラインナップを揃えて商品化したことは画期的だとは思う。ゲームファンとしては素直に喜んでいる。

ただ、僕がプレイするのはもう少し老後でいい。

とはいえ、当然限定発売だろうし、僕がやりたいという時までは売ってないだろうから、老後のために今買っておこうか、と思ったりもする。それも狙いのうちだとしたらなかなか小憎らしい。

「売ってるのを見かけたら買う」という、縁だよりにしておこう。

共闘

帰る道すがら、ポケモンGOをやっていた。

といっても、卵をかえす距離を稼ぎつつ、身近なポケモンを捕まえるだけの「いつもの作業」なのだが、デイリーミッションの中に「レベル3以上のレイドバトルに勝つ」というのがあり、ちょうど帰り道途中のジムでレベル3のレイド(エビワラー)が始まっていたので、ひとりで倒せるかはわからないけど、とりあえず立ち寄ることにした。

ジムをロックオンできるくらいに近寄った時に、親子連れとすれ違った。その時、息子さんが僕のスマホを横目で見たらしく、一旦すれ違いながら、僕を追いかけてきたのだ。イヤフォンをしていて聞き取れなかったのだけれど、どうやらレイドバトルするなら一緒にやってほしいとのこと。その後、お父さんから「もし良かったら一緒にやってくれませんか」と依頼を受ける。小学3年くらいの息子さんはレベル29だったけれどあまり強いポケモンを持っていないらしく、聞けば、4回ひとりでレイドバトルに挑んだものの、未だ勝てずにいたらしい。

そんなわけで、噂には聞いていたものの、僕自身初となる、その場で知り合った人との共闘が行われることになった。

僕自身もレベル34だし腕ききトレーナーとは言えないのだが、幸いレベル3のレイドバトルに勝てる程度の実力はあったので、難なく二人でエビワラーを撃破。

あとは、彼がちゃんとエビワラーをゲットしてくれることを祈るばかりだったが、これまたあっさりと1発でゲットしてくれた。

「おおー!すごい!やったね‼︎」と自分のことのように嬉しかったのと同じくらい、ホッとしたのも事実。少年(とお父さん)の期待に応えられて良かった。

お父さんのしつけの良さも感じたし、こういう良い出会いができるツールとして、ポケモンGO作った人に敬意を抱いたりもする。きっと、ようやくゲットできてお父さんも安心しただろうし、少年も頑張った甲斐があったろう。

で、その二人と別れたあと、ふと思ったのだけれど、少年の年齢からして、その“お父さん”は間違いなく僕より年下だろうし、ひとりでポケモンGOやってるおっさんである僕は、いったい彼らにどう映ったのだろうか。

バトルには勝ったが何か釈然としない、そんな夜の出来事だった。

ミニばやり

ファミコンミニがバカ売れして、ミニスーパーファミコンもかなり売れたからか、今年はミニメガドライブと、ミニネオジオが発表されてオールドゲーマー、そしてゲーム業界ウォッチャーの僕としては、なかなか嬉しい限りだ。

でも、これで「ゲーム業界も活気がでてきたね」と思うかといえば、そんなことはなく、逆に「今ゲームにお金を出す人」というのがなんとなくわかってしまって、やっぱりゲーム業界は概ね苦しい状況なのかなーと憂いたりもする。
こういうのって、若い人向けではなくて、レトロゲームなら買う、といういわゆるマニア向け製品だから。

ミニファミコンやスーファミならば、「任天堂の優良ミニゲーム集」という意味合いもあるので、当時持ってなかった若い人たちやファミリー層も、一応あれば息抜きにできるよね、という感覚で買うこともあるだろう。
だが、メガドライブやネオジオは、当時からしてゲームマニア(そこまでいかなくてもスーファミだけでは飽き足りないほどのゲーム好き)が買っていたハードだから、今回買うのも当然、当時に実機を所有していたり、ネオジオだったらゲームセンターでプレイしていた世代だろう。
だから、新たなゲームファンを広げるという目的ではなく、あの頃のゲーム好きに買ってもらおうという目的で作られるのだと思う。

もちろん、こういう復活は喜ばしいし意義のあることだとは思うけれど、こうやって過去を切り売りしながら業界が生き残っていくのだとしたら、あまり明るい未来は見えない。
過去の資産が日の目をみることは大歓迎。だけれど、こういうスタンドアローンのハードで出すのではなく、クラウド上にアーカイブ化されたものを、PCやタブレットで老若男女プレイしたい人が、気軽に安価で楽しめるようになるのが過去ゲームの資産活用としては一番良いと僕は思っている。

と、なんだかんだいいながら、ラインナップ次第でミニメガドライブもネオジオも買うつもりだ。
そうやってちょっとでも貢献しているうちに、ゲーム文化がずっと続いていくような状況を業界は考えて、実行していただきたい。

ダーツ&チキン

ダーツの才能があるはずだった

しかし一度目の結果は凡庸だった

だが、それはまだ能力が覚醒していないからにすぎない(かもしれない)。

前回はダーツの本を買ったものの、こういうものは「習うより慣れろ」で、とにかく投げて投げて投げまくってコツをつかむものだと相場が決まっている。
では、次に何をすればよいか。
とりあえずは「マイダーツ」を買うことだろう。

そんなわけで、マイダーツを買い、さらにダーツの世界を知るためにはダーツショップに行かねばならないと思ったので、会社帰りに池袋のダーツショップへ行ってみた。

で、ダーツショップ、すごいね。
何がすごいって、ドアをあけてすぐわかる「マニアック感」。
決して、初心者お断りという感じではないが、品物の並べ方や店員さんの雰囲気、客層、その全てが“これこそがダーツワールド”という暗黙の了解を共有しているような空間だった。
僕はふと、かつて池袋にあった「イエローサブマリン」を思いだした。

※補足
イエローサブマリンはカードゲームや模型、テレビゲームを扱っていたホビーショップ。今も場所を変えてあるようだけれど、僕が中学、高校の頃に行っていたときは、カードゲームやテーブルトークRPGを扱っていて、そこでTTRPG用の8面体や12面体のダイスとかを買った。

で、僕は「イエローサブマリン」の、“この趣味についていけない人はお断り”な雰囲気がすごく好きだったのだ。最初のうちは違和感があったけれど「この雰囲気に慣れたい!」と思って通っていた気がする(思い出補正のような気もする)。

今回行ったダーツショップも、“ダーツの世界に踏み出せない人お断り”感と、“さあ君もこの世界に踏み込んでごらん”感が詰まった店だった。
ダーツとTTRPGじゃ、ジョックとナードの違いを若干感じるけれどね。

で、どうしたか、というと、雰囲気にいたたまれず、滞在時間約2分で退出。
それでも、店にあるダーツで遊んでいる人の投げ方の上手さだったり、自分で軸とか羽根とか(正式名称わからないあたりがなんとも。)組み合わせてダーツ作れるんだ、とかわかったり、店を出る時の心の中は(俺にはまだこの店は早い)だったけれど、表面上は渡辺篤史ぶりに「わかりましたー」という体に見られたはずだ。

そう、つまり前言撤回。
「次はマイダーツを買う」ではなく、ダーツはハウスダーツでいいから、とにかく投げに行く(この表現で合ってるのか?)のが次のステップだと気付いたのだ。
あと、能力を開花する場合は、だいたい導く師匠がいるはずなので、師匠と出会わないといけない。まずはそれだろう。

俺のダーツ物語はこれで第3話終了だが、なかなか物語が進展しない。
打ち切られないように努力したい。