5時からはじめるファントーク

タモリが「プロは5時から飲む」と言ったそうで(真偽不明)、僕らも飲みのプロを目指す以上、それに従わなければならない。

休みの日、江戸川台ルーペと5時から飲んだ。
柏のトリキに開店と同時に入る、といういかにもプロっぽいところを見せつけてみる。

嘘。
ぜんぜん普通だった。
自由業っぽい(その実、断然リーマン)おっさん二人が、ただ単に早く飲みにきちゃっただけの体。
1時間ぐらい僕ら以外ノーゲストで、平日の飲み屋って混むのは6時半ぐらいからなんだなーと、いまさらながら当たり前のことに気づく(気づき大切)。

で、僕らはそこから10時まで5時間かけて、ほぼTrySailのこと、特に今回は3人の今後のソロ活動について語った。
奇しくもこの日は、あの仙台ライブからちょうど1ヶ月後だった。
「プロデューサー目線」で偉そうに語ってみたが、考えてみれば4ヶ月前まで、TrySailの「ト」の字も知らなかった僕が、何語ってんだよ、と自分でも思う。

でも、ファンって、キャリアの長さ(も、もちろん重要だが、それだけ)じゃなくて、“思いの深度”が大切なのだ。
僕は新参のファンで、その点、江戸川台ルーペほか、諸先輩方をリスペクトしつつも、僕なりの“TrySail観”を大事にしていきたい。

などと、自分でも何を言ってるかちょっとわからなくなってきた。

でも、今、一番“熱量が高い時”なんだろう。
いずれ、これは“いい塩梅”に落ち着くはずだ。
(ファンじゃなくなるということではなく)だから、それまでは(他人に迷惑かけない範囲で)盛り上がっていればいいのだ。

で、PV(プロモーションビデオ)について、すごく話した。
今はMV(ミュージックビデオ)というほうが主流だけど、僕らの世代は、やっぱりPVというほうがしっくりくる。

今や日本でも、そこそこのミュージシャンがシングルを出せば、もれなくPVが作られる時代になったが、昔は洋楽ほどは作られなかったし(僕が知らないだけでそんなことない?)、なにより、作られたとしても見る機会なんてほとんどなかった。意識して「MTV」あたりを録画しなければ見られなかった。
江戸川台ルーペが「ボウリング場まで行かないと見られなかった」と言ったのに、膝をうった。
そう、僕らの時代はPVはジュークボックスで見るものだったのだ。そしてせっかく選択しても、じっくり見るわけでなく、曲を聴くのがメインになってしまっていた(ボウリングしてるからね)。

そんな中で、PVが一般的になって、iTunes Storeですぐ買えるのって、素敵な世の中になったなーと思う。

時代は変わっていく。
僕はついていけてるのか?

少し不安になったりもする。

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