年賀状

もう何年も、年賀状を自分から出すことをしていない。会社員としてどうかとも思うが、わりとそういうことに寛容な職場でありがたい(上司や同僚と年賀状のやりとりもしない)。

いただいた年賀状も、個人で送ってくださるのはフリーランスの方ばかりで、あとは取引先の企業からまとめて、という感じ。フリーランスの方にはお返事を書いた。

学生時代は、いかに凝った年賀状を友達に出すか、というのが楽しみで、お互いどれだけ面白いのを書けるかと張り合ったりしたけれど、すっかり文字を書くことすら「面倒くさい」と思うようになってしまった。絵を描くのが好きだったり、友達への「ネタ見せ」だったりしたので、書くテンション高かったのかもしれない。

お世話になった方へ、普段伝えられないお礼の気持ちや、しばらく会ってない友人との残しておきたい繋がり、としての年賀状文化自体は良いことだと思うのだが、いかんせん「義理年賀状」が多くなってしまって、さほど書くことがないのに空白を埋める作業に疲れてしまうからだろう。でも家族がいる方からの年賀状は家族写真をうまくコラージュしてあって、なるほど自分が年賀状に苦労する理由がここに一つあったか、と今さらながら納得してしまった。こんなとこにも独り身格差を感じるとは…ぎゃふん。

来年は(正確には今年末だが)凝った年賀状考えて送ろうかなー、とちょっとだけ思ったのでここに書いておこう。実行できたか否かがわかるのはおよそ350日後(そう考えると、結構な大河ブログだな)。

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